今回は、平日の日中に株価をチェックする余裕のない社会人にうってつけの注文方法をご紹介します。
社会人投資家の共通の悩みだと思いますが、
「平日の日中に仕事をしながら株価をチェックして売買注文を出すのって大変じゃないですか?」
仕事中にそんなに頻繁にスマホいじれないし、株価を気にしていたら仕事になりませんよね。
でも株式市場が空いているのは、平日の9時から15時までです。
18時に仕事を終えて帰宅している頃には市場が閉まっているので何にもできません(泣)
だから僕は思いました。
「前日の夜中に翌日の特定の時間で売買するような注文って出せないのかなー?」
で、検索してみたら、ぴったりの注文方法がありました。
それが今回ご紹介する「大引不成」という注文方法です。
まさに副業で株式投資をする人のためにあるような最高の注文方法ですよ。
また、僕と同じようにクオンテックスが販売しているアルゴリズムを使っている方にとっても嬉しい注文方法なのでぜひ使ってください。
一度使い始めたらこれ以外の注文方法を使わなくなってしまうかも(笑)
では説明に入ります。
大引不成のメリット、デメリット、注文方法など一通りのことは全てこの記事に書いたので、最後まで読んでもらったら今日から注文できちゃいます。
目次
そもそも株式の注文方法は何種類くらいあるの?
大引不成の説明に入る前にまずはジャブから。
そもそも株式の注文方法は何種類あるのか考えてみてください。
きっとわからないと思います。僕もわかりません。
なぜなら答えは「たくさんある」だからです(笑)
冗談ではなく本当にたくさんありますよ。
証券会社ごとに違った注文方法も準備しているので正確な数は誰も知らないかも、、、
ちなみに代表的なものを並べただけでもこんなにあります。
- 成行
- 指値
- 逆指値
- 不成
- 寄成
- 寄指
- 引成
- 引指
- IOC
- IFD
- OCO
いやー、そもそも読み方すらわかりませんね。
IOC注文という言葉を初めて聞いたときは、国際オリンピック委員会かと思いました(笑)
こんなにあるんですが、じゃあ誰もが色々な注文方法を駆使して株式の売買を行っているのかというと絶対にそんなことはないです。
本当に株式売買を専業でやっているトレーダーとかなら全部わかっているかもしれませんが、僕のような社会人をやりながら副業で株式投資をしているような人は半分も理解していないと思います。
冒頭で説明した通り、僕は「大引不成」という注文しか使っていないですしね。
それでちゃんと利益が出ていますし、全部覚える必要なんてないんですよ。
今回は大引不成の説明なのでその他の注文方法は省略します。
気になる方はグーグル先生に聞いてみてください。
大引不成の「大引」ってなに?
ではここから大引不成の説明に入ります。
読んで字のごとくなんですが、大引不成は「大引」と「不成」が合体した注文方法です。
なので、まずは大引について説明しますね。
でもご安心ください。以下の画像を見れば一発でわかります。
この画像の通りですが、言葉で説明すると、
株式市場が空いている時間のうち、午前中を前場、午後を後場と呼んでいます。
そして、前場の最初を寄り付き、最後を前引け、後場の最初を後場寄り、最後を大引けと呼んでいます。
なので、大引不成とは、大引け(つまり15時)に不成で売買してくださいねーという注文になります。
では次に不成について説明します。
大引不成の「不成」ってなに?
これはちょっと複雑なので説明が順を追って説明していきます。
まず注文方法を最も単純に分けると、指値注文と成行注文になります。
指値注文 | 株価を指定して売買する |
成行注文 | 株価を指定せずに売買する |
指値注文
例えば、Aという株を売買する際に、
「1000円になったら売買する。1000円以外では取引しないよー」
と注文を出すのが指値注文です。
なので、指定した期間の間にAが1000円にならなかったら株は売買されません。
成行注文
一方、Aという株を売買する際に、
「いくらでもいいから今買いたい、売りたい」
と注文するのが、成行注文です。
Aが900円でも1200円でもいくらでも関係なく、注文を出した瞬間に売買されます。
不成注文
では不成はどういう注文かというと、成行注文の派生系です。
値段を指定しないで売買するという点は成行注文と同じですが、売買されるタイミングが違います。
不成注文は、前場もしくは後場の最後にどんな金額であっても自動的に売買される注文です。
なので、前場の間に不成注文を出すと、前場の終わり(前引け)の値段で売買され
後場の間に不成注文を出すと、後場の終わり(大引け)の値段で売買されます。
大引不成の全体像(前場の指値+後場の不成)
以上の説明を合わせると、
大引不成は「大引けになるまで売買されない注文」ということになります。
前日の夜に翌日の注文を出しても、翌日の大引けまで待って売買をしてくれます。
前日の夜に通常の不成注文をすると、翌日の前場の最後(前引け)で売買されてしまいますが、大引不成で注文を出しておけば前引けはスキップされて、後場の最後(大引け)で売買してくれます。
でもちょっと複雑な点があります。
実は大引不成は、前場の間は指値注文をしないといけないんです。
つまり前場の指値注文と後場の不成注文の合体系ということです。
表で書いてみます。
現在の単価が1株1000円のAという株を翌日に大引の価格で買いたい場合
前場 | 800円で指値注文 | でも午前中に800円まで下がらなかったので買えなかった |
⇨ 前場が終わったときに自動的に後場の不成注文に変わる | ||
後場 | 不成注文 | 大引けの金額で買える |
こんな感じで、前場の指値注文が成立しなかったときに、自動的に後場の不成注文になります。
なので、
前場では到底成立しないような極端に高い、または低い単価で指値注文を出しておき、意図的に指値注文を成立させない。
↓
自動的に後場の不成注文に変化させて後場の最後に売買する(不成なので基本的に売買は成立します)
どうしてこんな注文があるかと言うと、どうしても後場で売買したいという需要があるからです。
その需要に応えるために 楽天証券 が準備してくれた素晴らしい注文方法です。
残念ながら、現状、楽天証券以外では大引不成注文はできないので、大引不成注文を使いたい方は楽天証券で口座を開設してください。
楽天証券 は楽天ポイントでNISA投資ができたり、楽天銀行の口座と連携すると、楽天銀行の普通預金口座の金利が1.0%になったりする超お得な証券会社です。楽天銀行を持っている人なら株式投資しない人でも絶対に作った方がいいですよ。株式投資しなくても連携するだけで金利は1.0%になります。
どうして大引けで売買したいのか?
株に絶対的な公式はないと思いますが、一般的には、寄り(前場や後場の始め)は値動きが激しいと言われています。
特に前場の始め(寄り付き)はいきなりドカーンと単価が上がったりするので要注意です。
一方で、引けや大引けは比較的に安定した単価になります。
特に一日の様子をずっと観察できる大引けは、その株本来の妥当な値段がつくと言われています。
つまり単価が乱高下して、すごい儲かったり、すごい損したりしづらいということです。
株式投資は基本的に長期戦、安定的に長く取引を続けられる人が儲かります。
なので、単価が乱高下しづらい大引けで売買したいという需要があるわけです。
また、僕のようにクオンテックスのアルゴリズムを使っている人は、こんなメールが来ます。
この画像は「翌日の後場引成で22株売ってください」という指示です。
後場の引きで売るということなので、大引不成で売ればいいわけです。
このようにクオンテックスのアルゴリズムは毎回「後場引成」での取引を指示してくるので大引不成とは相性が最高です。
前日の夜8時前後にアルゴリズムから指示が届いたらすぐに翌営業日の大引不成で注文を出して放置です。
本業の仕事をしたり、友人と遊んだりしている間に勝手に売買してくれます。
しかもとっても賢いアルゴリズム師匠の言う通りに売買しているので普通に儲かります。
(QuantX[クオンテックス] に無料登録するとアルゴリズムを無料でもらえたり、期間限定で無料トライアルに参加できたりします。キャンペーン内容は時期によって違うので要チェックです)
クオンテックスのアルゴリズムが本当に勝てるの?と疑問に思った方は以下の記事を読んでみてください。
僕が買ったアルゴリズムの運用実績を全て公開しています。
大引不成とアルゴリズムを使いこなしてお小遣い稼ぎしちゃいましょう。
ではまた
周登
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