【ビッグイシュー381号】廃材で楽器作りオーケストラ結成→世界公演→貧困削減!?【パラグアイ・カテウラリサイクル楽団】

ビッグイシュー381号

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で在宅勤務になったのでいつもの駅でビッグイシューを買えなくなりました。

そこで今回の381号はビッグイシューが行なっている「コロナ緊急3ヶ月通信販売」を申し込んで買いました。

ホームレスの方に一律5万円が渡されるプロジェクトです。

詳細は公式ホームページでご覧ください。

 

では本編の紹介です。

今回気になったのは「廃材楽器のオーケストラ」

なんと世界ツアーが開催されるほどの人気で、映画化もされているんだとか。

廃材と音楽をミックスしてお金を稼ぎ、自分の力で進学の夢を叶えたメンバーもいるすごい団体です。

気になったので調べてみました。

 

パラグアイの廃材楽器集団「カテウラ・リサイクルオーケストラ」

ビッグイシュー381号

出典:ビッグイシュー381号誌面

 

カテウラリサイクルオーケストラはその名の通り、カテウラ地区に集まったゴミをリサイクルした楽器を使うオーケストラです。

元々は2006年にパラグアイのカテウラ地区を訪れた環境技師のファビオ・チャベスさんが同地区に音楽学校を設立したことが発端です。

音楽家ではないファビオさんですが、ギターが得意だったので音楽の力でパラグアイの貧困の連鎖を断ち切ろうと思い立ち行動を起こしました。

 

音楽学校を作ったものの資金がないので楽器を買えない。

そこで目をつけたのがカテウラ地区に集まってくる廃材でした。

 

楽器はとても繊細なものなので廃材で作れるわけないだろうと思いきや、全然そんなことはないようですね。

古いコインやドラム缶などを合わせた作った楽器はとても面白い見た目をしていて、むしろ普通の楽器よりも味があります。

以下の動画の前半2分ほどで廃材楽器のパーツなどがアップで映されているので気になる方はどうぞ。

作ろうと思えば廃材でなんでも作れるんだなあと感心させられます。

 

 

「Landfill Harmonic」というドキュメンタリー映画も作成されています

カテウラリサイクルオーケストラを題材にしたドキュメンタリー映画が2015年に公開されています。

約2分のトレイラーを載せておきますね(↓)

 

 

廃材とは思えない音色ですよね。

この映画が公開されてから人気に火がついて、世界中で公演ツアーをしています。

新型コロナウイルスの影響が懸念されますが、予定としては今年に約1ヶ月間のヨーロッパ公演があるようです。

 

これまで日本にも何度かきているので今後も来日する機会はあるはず。

JICAや在日パラグアイ大使館などに情報が載っているのでチェックして見てください。

 

廃材アーティストのダリオ・ロッシさんもすごいので紹介

カテウラ・リサイクルオーケストラもすごいですが、廃材アーティストのダリオ・ロッシさんもかなりすごいです。

Youtubeで「ダリオロッシ」と検索するとたくさん動画が見つかります。

それだけ多くの人に「撮影したい」と思わせる演奏だってことですね。

本当にすごい演奏なのでちょっと見てみてください(↓)

 

 

ビッグイシューを売っている場所やその他の詳しい情報は公式ホームページから確認できます。また、ビッグイシュー基金を通して寄付を行うことも可能です。興味のある方は以下の公式サイトを確認してみください。

ビッグイシューホームページ

ビッグイシュー基金ホームページ

 

ではまた!

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