目が見えなくても働ける!ヤンゴンのGenky(ゲンキー)の盲人マッサージが気持ちいいのでおすすめです

ゲンキーマッサージ本店

先日、ヤンゴンで人生初の盲人マッサージを体験してきました。

盲人マッサージという言葉は聞き慣れないと思いますが、その名の通り、目の見えない人によるマッサージです。

  • 目が見えないのにちゃんとマッサージできるんだろうか?
  • でももしできるなら目が見えない人に働く機会を与える最高の仕事だなあ

そんなことを考えながら実際にお店に行ったんですが、想像以上にしっかりしていてびっくり半分、感動半分という感じでした。

今回はそんな盲人マッサージの老舗「Genky(ゲンキー)」を紹介します。

盲人マッサージ(按摩)の歴史

日本において按摩が本格的に興隆するのは江戸時代に入ってからである。宮脇仲策『導引口訣鈔』や寛政11年(1799年)藤林良伯『按摩手引』、文政10年(1827年)太田晋斎『按腹図解』などにより、按摩は体系付けられた。特に『按腹図解』の中の『家伝導引三術』では「家法導引の術に三術あり」として「解釈、利関、調摩」というそれぞれ「揉捏法、運動法、軽擦法」の基礎になっている術が記載されている。按摩は視力を必要としないために盲人の職業として普及した。
引用元:Wikipedia

盲人マッサージは古代中国で生まれた「按摩(あんま)」という伝統技法で、日本では江戸時代ごろから盛んに行われるようになったようです。

  • マッサージしてもらう人は寝ているので動かない
  • マッサージする人は相手にずっと触れている

確かにこの2つの条件が揃うと、視力がなくても問題なくマッサージをできますね。

言われてみるとそうなんですが、実際にマッサージを受けるまで全然気が付きませんでした。

ということで、盲人マッサージは技術として大昔に確立されているので、ちゃんとマッサージできないわけがなかったんです。

ゲンキーマッサージの店員さん、ちょっと疑ってすいませんでした、、、

ゲンキーマッサージの場所・営業時間

ゲンキーマッサージはヤンゴン市内に2店舗あります。

本店:50th Street沿い

支店:12th street沿い

本店も支店もどちらも店舗も9時〜22時まで営業しています。(最終受付は20時、予約は21時まで)

定休日はなく、毎日営業しています。

僕は50th streetの方に行きました。

こちらが1号店らしいです。

ゲンキーマッサージ本店

タクシーでもバイクでも手段はなんでも構わないので、50番通りに行ってください。

50番通りに入り、南から北に上がっていくと左手に緑の看板が見えてきます。

ゲンキーマッサージ本店

さらに近づいてみると、、、

視力がない人は黒いメガネをかけているらしく、黒めがね+白衣のおじさんが超笑顔で「これから指圧しますよ〜〜〜」みたいなポーズをしています(笑)

ゲンキーマッサージ本店

タモリに見えなくもない?

中に入ると、すぐ左手に受付があります。

料金は後払いなので、名前を書いて希望のコース(後述)を伝えてください。

ゲンキーマッサージの受付

マッサージしてくれる人の情報も貼ってありました。男性も女性もどちらもいます。

男性に触られるのに抵抗がある女性は女性のマッサージを指名できるんじゃないかあと思います(たぶん、、、)

ゲンキーマッサージの店員

マッサージ師は全員しっかりと訓練を受けたプロフェッショナルです

マッサージの種類と料金

ゲンキーマッサージの料金プラン

マッサージは2種類あり、時間によって料金が変わります。

ボディマッサージ
45分:7,000チャット(約500円)
60分:8,000チャット(約570円)
90分:11,000チャット(約790円)

フットマッサージ
45分:7,000チャット(約500円)
60分:8,000チャット(約570円)

僕はフットマッサージを受けていませんが、たぶんここでやるんだと思います

ゲンキーマッサージ

実際にマッサージを受けた感想

この台の上に寝て全身を揉んでもらいます

ゲンキーマッサージ

僕はボディマッサージの90分コースを受けました。

頭のてっぺんからつま先まで入念に指圧してくれてめちゃくちゃ気持ち良かったです。

けっこう力強く指圧してくれるので痛いと感じる人もいるかもしれませんが、僕はゴリゴリ系マッサージが好きなので最高でした(笑)

ちょっとびっくりしたのは、マッサージ中にいきなり「3時です!」ってけっこう大きな声が時計から流れてきたことです。

その音声を聞いて改めて気がつきましたが、目が見えていないと時計を見られないんですよね。

その後、マッサージが気持ち良くてうとうとしていたら「4時です!」というアナウンスが流れてきて、もう1時間経ったのかってびっくりしました。

外国人のお客さんが多いのか店員さん(目が見える人)もマッサージをしてくれた人(目が見えない人)もみんな英語を話せるのでやり取りはかなり楽です。

僕は平日だったので予約せずに行ってもすぐにマッサージをしてもらえましたが、土日は混み合うので予約した方がいいそうです。

電話番号など詳細情報はゲンキーマッサージの日本語ホームページで確認できます。

 

途上国を旅行していると歩くことが多いと思います。

そんな時はヤンゴン空港から帰る前にゲンキーマッサージに立ち寄って旅の疲れを癒してください。

もしくは、ゲンキーマッサージで全身の疲れを取ってから改めてどこかに出かけてもいいですね。

ヤンゴン市内から日帰りで行ける観光スポットも面白いのでお勧めですよ。

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