ミャンマー観光といえば、ヤンゴンのシュエダゴンパゴダは絶対に外せません。
ヤンゴンの中心地にありアクセスも超いいので、バガンやマンダレーなどを観光する前に立ち寄ってみることもできちゃいます。
ということで今回は、
- ヤンゴン観光の一番人気スポット、シュエダゴンパゴダへの行き方
- シュエダゴンパゴダをより楽しむための豆知識
この2つについて紹介していきます。
目次
シュエダゴンパゴダへの行き方
方法は大きく分けて3つあります。
その1:歩く!
超単純。ただひたすらに歩いて目的地を目指します(笑)
でも全然難しくありません。
繁華街の中心にあるスーレーパゴダから北に40〜50分ほど歩くとシュエダゴンパゴダの南門にたどり着きます。(ちなみに私は歩くのが早かったようで30〜40分で着きました)
ヤンゴンの町並みをゆっくり楽しみたい人にオススメの方法です。
その2:タクシーを拾う(おすすめです)
ヤンゴン市内には多くのタクシーが走っていて、好きな場所で乗ることができます。
値段は繁華街から1500チャットくらい(約107円)です。
ただし乗車前に値段の確認と交渉をしてください!
ドライバーによっては相場の倍以上の額を要求してきます。
その場合は他の人を探しましょう。
タクシーはたくさん走っているのですぐに見つかります。
また、Grab(グラブ)という配車アプリも利用可能です。
距離で自動的に料金が設定されるので自分で値段交渉をする必要がなく、近くにいるドライバーがGPSで自分のいる場所まで迎えに来てくれます。
シュエダゴンパゴダに限らず、ヤンゴン市内の移動はグラブで簡単に移動できるのでアプリをインストールしておくと超便利です。
インストール、アカウントの作成、タクシーの呼び方や支払いなどについては以下の記事で詳しく解説しています。
バスはとても複雑に入り組んでいて時刻表もないので、観光客にとってはタクシーが一番無難な選択肢だと思います。
その3:バスに乗る(上級者向けなのでおすすめしません)
ヤンゴン市内のバス網は複雑に入り組んでいて分かりにくいですが、もちろんバスでシュエダゴンパゴダに行くことができます。(不安な方はタクシーを拾いましょう)
11番バスに乗るとシュエダゴンパゴダに行けます。
料金はエアコンなしのバスが200チャット(約14円)、エアコン付きバスの場合は300チャット(約21円)です。
お釣りは出ないので、200チャットもしくは300チャットを事前に準備しておいてください。
YBSバスの正面に番号が書かれていますが、123ではなく、ビルマ数字で書かれていることがあります。123と併記されているバスであれば問題ないですが、中にはビルマ数字のみのバスもあります。もしビルマ数字のみの場合は以下の対応表を参考に数字を調べてください
11番バスに乗ったら、シュエダゴンパゴダ東門の目の前にあるバス停で降りてください。
バスはタクシーより安く、徒歩より時間はかかりません。
もし路線図を把握できれば、バス移動がコスパ最強ですね。
シュエダゴンパゴダ内部の様子
シュエダゴンパゴダには東西南北の4つの入り口から入ることができます。
僕は南の入り口(↓)から入りました。
入り口を入るとすぐに長い廊下と階段が続き
その途中にはたくさんのおみやげ屋さんが並んでいます。ブッダ像を売っているお店が多いですね。
シュエダゴンパゴダに登る前の注意点
シュエダゴンパゴダは丘の上に建っていて、東西南北どの入り口からも100段以上の階段を登らないとたどり着きません。(何らかの事情で階段を登れない場合は併設されたエレベーターを使ってください)
そんな100段以上の階段を登る際に一つだけ注意してほしいことがあります。
それは脱いだ靴を置いて行かずに袋に入れて持ち運ぶことです。
東西南北どの入り口から入ってもいいですが、絶対に靴を持ち運んでください。
なぜなら入った場所と出る場所が同じかどうかは分からないからです。
北門から出たいけど、靴は南門に置いてあるなんてことになったら大変です。
なんせ100段以上の階段がありますからね(笑)
こんな基本的なことで失敗する人はいないと思うかもしれませんが、油断は禁物です。
僕は別のパゴダでこの失敗をして無駄に階段を上り下りしました(泣)
シュエダゴンパゴダの入場料と支払う場所
シュエダゴンパゴダの入場料は年々上がっていて、2019年現在は、1人10000チャット(約710円)です。
ただし各門に入ってすぐではなく、階段を登り終わったところで支払います。
入場料を払うと、証明書代わりのシールを服などに貼ってくれますよ。
僕が行ったときは雨が降っていて、服にシールを貼れなかったのでパンフレットに貼ってもらいました。
ちなみに階段の途中に荷物検査のゲートがありますが、ほぼ素通りさせてくれるのビビる必要はありません。
適当に通り過ぎてください。
シュエダゴンパゴダをより楽しむための事前知識
実はシュエダゴンパゴダを始め、ミャンマーのパゴダには基本的に生まれた曜日ごとに祭壇が作られています。
でも日本人は自分が何曜日生まれなのか知りません。
もちろん僕もミャンマーに来てからミャンマー人に尋ねられるまでそんなこと気にしたこともありませんでした。
しかしミャンマー人は自分が生まれた曜日をとても重要視していて、名付けや祭事の日程なども生まれた曜日に従って決めることが多いです。
一方で、日本人は生まれた曜日ではなく、血液型や星座を気にします。みんな自分が何型で何座生まれなのか知っています。
- ミャンマー人は生まれた曜日を知っているけれど、血液型や星座は知らない
- 日本人は血液型や星座は知っているけれど、生まれた曜日は知らない
国民性が違うと気にするポイントも全く違いますね。
また、日本人は1週間を7つの曜日に分けていますがミャンマー人は8つに分けて考えています。
でもとても単純で、 水曜日だけ午前と午後に分かれているだけです。
なので全部で8種類の祭壇がシュエダゴンパゴダの周りに設けられています。
配置は以下の通りです。
月・水am・木・金曜日はなぜか2つずつ用意されていて、他の曜日は1つずつしかありません。
なんで8つを均等に並べないんでしょうか?(笑)
まあそれはさておき、自分の生まれた曜日を知らないとお参りできないので、ブッダのご加護をもらえません。
そこで自分が生まれた曜日を調べる方法を紹介します。
生まれた曜日の探し方
以前は生まれた年度と日付にいくらかの数字を足して、、、、みたいな面倒なことをしないと生まれた曜日はわかりませんでした。
でも現在は誕生日を入力するだけで自分の生まれた曜日がわかる無料のウェブサイトがあります。
それがこちらのサイト「八曜日占い」です。
各曜日に設定されている守護動物や正確まで一発で分かるのでとても便利です。
しかしさすがにこのサイトを使っても生まれた時間は分からないので水曜日生まれの人は両親などに午前・午後どちらに生まれたのか聞いてください。
午前と午後がずれるだけで守護動物や正確も変わってしまうので(↓)
出典:Travelvision
ということで、八曜日占いを実際に使ってみました。
どうやら僕は金曜日生まれで、こんな性格をしているらしいです(笑)
うーん、、、言葉遣いに気をつけろというアドバイスをいただいてしまいました。
大切な教えですね。肝に銘じておきます。
こんな感じですぐに検索できますのでぜひ皆さんもお試しください。
自分の生まれた曜日がわかったらその祭壇に行って年齢の数+一回だけブッダ像に水をかければ参拝完了です。
なんとなくパゴダの周囲を周るだけでなく、自分の生まれた曜日の祭壇に水をかけてみましょう。
ありがたーいご利益を得ることができるかもしれませんよ。
おまけ:シュエダゴンパゴダの実物大レプリカがネピドーにある?
最後に一つ面白い情報です。
実はミャンマーの首都ネピドーにはシュエダゴンパゴダの実物大レプリカ「ウッパタサンティパヤー」があります。
しかもシュエダゴンパゴダは内部に入れませんが、ウッパタサンティパヤーは中に入ることができます。
金と大理石で囲まれた豪華絢爛な内装なのでミャンマー観光中にぜひ見てほしい建物の一つです。
- なんでわざわざ田舎町のネピドーに遷都したのか?
- 実物大のレプリカは必要なのか?
ミャンマー人も分からないことだらけのネピドーは謎の包まれた超おもしろスポットです。
観光しても面白くないと言われていますが、本当は観光する場所だらけです。
実際に行ってみて、詳しくレビューを書いたので、ぜひ読んでください。
また、ミャンマー観光をする前に抑えておいてほしい通貨の両替と携帯電話(SIMカード)については以下の記事でまとめています。
それではまた
周登
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