今回はカックー遺跡から帰ってきた後の話です。カックー遺跡への行き方や料金、見どころなどは以下の記事で詳しく紹介しています。
ニャウンシュエを朝8時に出発してカックー遺跡を日帰りで観光すると、昼過ぎの14時くらいに出発地点のニャウンシュエ市街に帰って来られます。
つまり帰ってきてからやることを考えておかないとかなり暇になるのでニャウンシュエ近郊で観光できる場所がないかなあと思って探していたらぴったりの場所が2つ見つかりました。
- 街中から自転車で行けるワイナリー「レッド・マウンテン・エステート」
- ミャンマー伝統のマッサージを受けられる「ウィン・ニュン・トラディショナル・ビルママッサージ」
で、どっちも気になったので両方行ってきました。
なので、今回はニャウンシュエ近郊のワイナリーとマッサージの紹介です。
目次
自転車で行けるワイナリー「レッド・マウンテン・エステート」
東南アジアの国であるミャンマーとワイナリーの組み合わせを意外に感じる人も多いと思いますが、インレー湖があるシャン州はヤンゴンなどに比べて涼しいため、ワイン用のぶどうの産地として適しているようです。
実際、ミャンマーのワイナリーはインレー湖周辺にある2つだけです。その他の街には一切ありません。
まず1998年に、Aythaya Vineyard(エーターヤ・ヴィンヤード)がオープンし、2000年代に入ってからRed Mountain Estate(レッド・マウンテン・エステート)がオープンしました。
ということで、エーターヤの方が歴史があってワインもミャンマー国内に多く出回っています。
エーターヤ・ヴィンヤードは、朝の8時から夜の20時まで開いているので、遅めの時間帯でも行くことができます。ただ、ニャウンシュエの街中からは行きづらいところにあります。ピックアップトラックを拾うか車をチャーターするかしないといけません。
参考として僕が泊まったホテル(ニャウンシュエの繁華街近くにあります)からエーターヤ・ヴィンヤードまでの地図を貼っておきます。
このように車やバスを使わないとたどり着けないので、インレー湖観光のためにニャウンシュエに泊まっている観光客がよく訪れるのがレッド・マウンテン・エステートです。
9時から18時までしか開いていませんが、こちらは自転車で30分くらいで行けます。
道もほぼ一本道なので迷いづらいのも嬉しい点です。
僕もニャウンシュエの街中で自転車をレンタルしてレッド・マウンテン・エステートに行ってきたした。
営業時間や定休日などをまとめておきます。
営業時間 | 定休日 | |
エーターヤ・ヴィンヤード | 8時から20時 | なし(6月〜9月以外は毎日営業) |
レッド・マウンテン・エステート | 9時から18時 | なし(毎日営業) |
レッド・マウンテン・エステートへの行き方
まずニャウンシュエで自転車を借りてください。
レンタル屋さんはいろいろな場所にあるので、すぐに見つかると思います。
参考として僕が借りた場所を載せておきますが、自分の泊まっているホテルの近くなど都合のいいところで探してみてください。
適当に歩いていて見つけたお店です。ツアー会社兼レンタル屋ですね。
レンタル屋の前には、何やら女性受けしそうなオシャレな外観のカフェ?もありました。
このレンタル屋でマウンテンバイクを半日7000チャット(約500円)で借りました。(レート:1円=14チャットで計算)
マウンテンバイクではない通常の自転車はもっと安く借りられます。
さて、自転車を用意したらもう8割レッド・マウンテンにはついたようなものです。
なぜならレッドマウンテンへの道はほぼ一本道なので迷わずに行けるからです。
注意する交差点は3箇所だけなので、その交差点に差し掛かった時だけ注意してください。
1つ目の注意する交差点
鷲のマークが付いているオレンジの建物が下のグーグルマップでポイントされている建物です。
矢印の方向に進むとしばらく直線が続きます。
2つ目の注意する交差点
Yone Gyi Streetを直進し、上の写真の場所に着いたら右に曲がって(南下して)ください。
そこからまたしばらく道なりに進みます。
グーグルマップで曲がり角をポイントしておきました。
3つ目(最後の)注意する交差点
二つ目の角を曲がって道なりに行くと最後の曲がり角が見えてきます。
ここまでくればもうほとんどゴールです。なぜならレッド・マウンテン・エステートの看板が立っているからです!
ここを左に曲がるとすぐにレッドマウンテンエステートの門が見えてきます。
門までで、ニャウンシュエの街中から自転車で20〜30分で着くはずです。
ニャウンシュエのワイナリー「レッドマウンテンエステート」に到着
門をくぐったら、自転車置き場があるのでここに自転車を停めて少し歩きます。
この道を登っていきます。
そして最後にこの階段を上り切るとゴールです。
見晴らしのいい場所でワインや軽食を取りながら休憩できます。
一番の目玉であるワインの試飲は以下の建物でできます。
僕は一番オーソドックスな試飲セットを頼んでみました。
5000チャット(約360円)で4種類のワインが飲めます。(レート:1円=14チャットで計算)
いつも同じかどうかわかりませんが、僕が飲んだ試飲セットの組み合わせは
- ショービニヨンブランク
- モスカト
- ピノ・ノワール
- シラー
の4つでした。
ただ、僕はワイン通ではないので、正直なところ、細かい味の違いなどはわかりません、、、
でもワイン畑をバックに飲むとテンションが上がりますね(笑)
僕はここでワインを飲みながら1時間くらいゆっくり休憩してからニャウンシュエの街に戻りました。
ニャウンシュエの街中にあるミャンマー伝統マッサージ屋さん
ワイナリーから帰ってきてからお次は、ミャンマー伝統のマッサージを受けました。
お店の名前は「ウィン・ニュン・トラディショナル・ビルママッサージ」です。
完全に偶然ですが、僕が泊まっていたリメンバーインのすぐ後ろにありました(笑)
看板が出ているのでそれを目印に曲がってください。
拡大すると
この看板を目印に曲がるとすぐにお店が見つかります。
かなりこじんまりとしたお店で同時に施術できる人数は3人くらいです。
スペースは5〜6人分あるんですが、マッサージ師が3人しかいないようです。
地球の歩き方に載っているから日本人の観光客が多いんでしょうか。
店内には日本語で張り紙が貼られていました。
マッサージ後は体の中から毒素が出てきて健康になリます。でもシャワーを浴びてしまうと毒素が出てこなくなってしまうのでシャワーは浴びないでくださいね。と書かれていました。
わざわざ日本語まで用意して張り紙を貼っているくらいなので本当のことなんだと思います。
ちなみにこのお店のマッサージがどんなものかというと、、、
大柄のおばさんが天井につかまりながら太ももやふくらはぎ、背中に乗ってくる系のマッサージです。
果たしてこれがミャンマー流なのかどうかはわかりませんが、かなり気持ちよかったです(笑)
首と背中部分を揉む際に少しオイルをつけますが、その前に確認してくれるので断ればオイルなしで揉んでくれます。
頭からつま先まで全身みっちり1時間やってもらって7000チャット(約500円)です。(レート:1円=14チャットで計算)
日本で受けたら1万円くらいすると思うのでかなりお得だと思います。
毎日9時から20時まで営業していて、予約する必要もありません。
ただ、欧米人にも人気のマッサージ店らしく、僕が行ったときもドイツ人らしき夫婦が先にマッサージを受けていました。
運良く待ち時間ほぼなしで受けられましたが、場合によっては順番待ちになってしまうかもしれません。
ホテルの人やミャンマー語の分かる方に電話を入れてもらうか、時間に余裕を持っていくことをお勧めします。
僕はマッサージを受けて体力を回復してからマンダレーに移動しました。
マンダレーヒルに登ったり、市内をぶらっと歩いて散策できたのはきっとマッサージのおかげだと思います。
マンダレーはミャンマー最後の王朝があった町なので歴史的に価値の高い建物がたくさん残されています。
ぜひ寄ってみてください。
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