今回は日本人の度肝を抜く話です。
「アジア最後のフロンティア」と呼ばれることもあるミャンマーですが、この記事を読んだ人にとっては「ミャンマー=超高金利社会」という認識に変わるでしょう。
なぜならミャンマーの銀行金利は日本の8,000倍もあるからです(笑)
初めてその話を聞いたときは本当に耳を疑いました。
だって8,000倍ですよ!
日本の銀行は1,000万円預けていたって1年間で100円しか利息をつけてくれないのに、同じ額をミャンマーに預けたら80万円も利息がつくわけです。
凄すぎて本当に笑っちゃいますよね(笑)
今回はそんなミャンマーの銀行金利について実際の明細もお見せしながら紹介していきます。
目次
そもそも日本の銀行金利は何パーセント?
もちろん銀行によって金利は違いますが、日本が超低金利社会であることは間違いありません。
その証拠にメガバンクと呼ばれている銀行の金利は上の画像の通り「0.001%」です。
本当に悲しくて涙が出てきます(泣)
1000万円預けても年間で100円しか利息がつきません。
たった一回ATMを使っただけで赤字になってしまいますよね。
なので僕はメガバンクは使わずに、楽天銀行と 楽天証券 を紐づけて年利0.1%の口座に資金を預けています。
住信SBIネット銀行も SBI証券 と組み合わせると楽天銀行と同様に年利0.1%の口座を作ることができますし、もはやメガバンクを使うメリットはないように思います。
年利0.1%の口座に預けるだけでもメガバンクに比べると利息が100倍になりますが、ミャンマーの8000倍には到底かないません(笑)
でも本当にミャンマーの金利は日本の数千倍なんでしょうか?
僕は初めて聞いたときは数字がぶっ飛びすぎていて全然信じられませんでした。
きっとみんなそうだと思います。
なので、証拠ということで、ミャンマーの銀行のHPを紹介しながら説明していきますね。
ミャンマーの銀行金利
ミャンマーで一番大きな銀行はKBZ BANK(カンボーザ銀行)です。
日本の三菱UFJ銀行のような銀行だと思ってください。
そのカンボーザ銀行の公式ホームページに記載されている情報がこちら(↓)
上の画像の真ん中に「Interest Rate 8% (per year)」と書かれています。
これが「年利8%」という意味です。
しかも普通預金口座です。定期預金口座は10%もつくらしい!!!
(でも外国人は定期預金口座を作れないので意味ないですね、、、)
この銀行だけがこんなに高金利なのかというとそうではなく、ミャンマーではどの銀行も年利8%前後の普通預金口座を提供しています。
そして嬉しいことに、外国人が旅行でふらっとミャンマーを訪れただけで口座を開くことができます。
口座開設に必要なものは、パスポートと最低預金金額のみ!!!
(KBZ BANKの場合は最低預金金額は1000チャットなので100円以下です笑)
KBZ BANKの普通預金口座は本当に年利8%なのか?
でのホームページに8%と書いてあっても本当に8%もつくのか分からないですよね。
せっかく口座を開いてお金を入れたのに全く利息が付かなくて死に金になってしまったなんてことになると困るので、実際に口座を開いて少額を預けてみました。
口座を開いた時期は2019年1月。預けた金額は10000チャットです。
それが7ヶ月ほど経った現在、以下のような状態になっていました。
3月末と6月末にそれぞれ200チャットと204チャットが利息として振り込まれていました。
元々の預金額は10000チャットだったので現在は10404チャットです。
計算してみると、以下のようになります。
(3月末時点)10000チャット × 102% = 10200チャット(+200チャット)
(6月末時点)10200チャット × 102% = 10404チャット(+204チャット)
つまり3ヶ月ごとに複利で2%ずつ加算されています。
以下は今後のシミュレーションですが、
(9月末時点)10404チャット × 102% = 10612チャット(+208チャット)
(12月末時点)10612チャット × 102% = 10824チャット(+212チャット)
と増えていきます。
つまり、入金も出金もせずに一年間放置した場合、元金が8.24%増えます。
凄すぎる!!!これはやばい(笑)
ミャンマーは物価が安いので利息だけで死ぬまで生活し続ける人もいると思いますよ。
実際にそういう生活をしているミャンマー人や日本人もいるという話を聞きました。
やはりお金を持っているとお金を増やすのは楽なんですねー。悔しい(泣)
でもそんなに美味しいミャンマーの銀行預金金利にも落とし穴はあります。
それを知らずにミャンマー投資に手を出すと大変な目にあうかもしれないので気をつけてくださいね。
ミャンマーに資金を預けるデメリット
ミャンマー国内でのみ資金を引き出すことができる
これは日本に住みながらミャンマーの銀行にお金を預けたい人にとってはとっても痛いデメリットです。
日本からミャンマーの銀行に海外送金してお金を増やすことはできるのですが、そのお金を日本で受け取ることはできません。
実はミャンマーの銀行に預けたお金はミャンマー国内でのみ引き出すことができるんです。
なのでミャンマーに旅行に行った際に引き出すなど工夫が必要です。
もし自分がミャンマーに住んでいるのであれば、これは何のデメリットにもなりませんが海外から投資したい場合には要注意です。
ミャンマーチャットの為替が安定しない
こっちのデメリットは自分でコントロールできないものなので、特に注意が必要です。
途上国の通貨はどの国もそうですが、国際信用力が低いので暴落するリスクが高くなります。
実際、ミャンマーチャットの対アメリカドル相場は過去5年間で乱高下を繰り返しています。
長期間にわたって資金を運用し続けるのであれば、為替変動リスクは抑えられるかもしれませんが、数ヶ月や1年で短期的に資金を増やそうと思うと失敗するかもしれません。
金利が8%ついてもチャットの為替が8%以上下落してしまっては意味がないからです。
もしミャンマーの銀行にお金を預けてお金を増やしたい場合は、金利がついても為替差によって損してしまう可能性があることは十分理解してから始めてください!
リスクがあるとはいえ、やっぱり年利8%は魅力的ですよね。
次にミャンマーに行った際に預ける額をもう少し増やすかもしれません。
でもそれには預けるための元手も増やさなければ、、、
最近始めたFXの自動売買でいい感じに資金が増えているので、その収益をミャンマー預金に当ててもいいかなあと思っています。
投資ど素人の僕の運用実績は以下の記事で公開しているので、ど素人でも勝てるのか?それとも負けてしまうのか?
実際に記事を読んで確認してみてください。
ではまた
周登
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