今回は、よくあるパクリ疑惑に関するお話です。
日本人が見たら絶対に誰もがパクリだと感じるレベルなのでアウトだと思うんですが、なぜか堂々と営業してました笑
舞台はヤンゴンの中心地にそびえるジャンクションシティという巨大なショッピングモールです。
内装も洗練されていて日本の百貨店にも引けを取りません。
さすがにヤンゴンは発展しているなあと思いながら内部をぶらぶらしていると、変なお店を発見しました。
そのお店がこちら(↓)
赤い四角が二つ並んでいて、それぞれローマ字とカタカナで書かれています。
ん?どっかで見たことあるなあ、、、
あれ?これってユニクロじゃね?
と思って調べてみると、やっぱりユニクロでした笑
おい、思いっきりパクリじゃねえか!
これは中国の仕業か?それとも韓国か?はたまた意表をついて日本企業か?
気になったので調べてみました。
(激似なので並べておきます笑)
名創優品とはどの国の会社?
ロゴには「MINISO」「メイソウ」と書かれていますが、会社名は「名創優品産業」というようです。
(MINISOという名前はダイソーからパクってるのかも、、、)
銀座に構えているので日本企業っぽい感じが出ていますが、日本資本は一切入っていない中国企業です。
かつて日本人の名前だけ借りて社長に据えて、
「日本人が作った日本生まれの企業。商品も全て日本で製造」
という大嘘をかまして問題になったこともあるようです。
ちなみに上記住所をグーグルマップで調べてみても会社らしき面影は見られませんでした。
ちゃんと銀座で会社登記はしているんでしょうが、経営や生産拠点は別の国にあるんでしょうね。
ヤンゴンにある名創優品の内部を紹介
ジャンクションシティ内にある名創優品は、家族連れや若い女性客で賑わっていました。
お店全体の雰囲気が無印商品やユニクロと似ているので日本人にとってはかなり違和感のある空間ですが、日本人以外にとっては居心地のいい空間になっているんだと思います。
値段のポップがユニクロと激似すぎてビビりました。
無印良品とユニクロを混ぜた印象を受ける店内の様子を写真でご覧ください。
何回見ても、「日本で見たことある!」って感じですよね。
まさかヤンゴンに来て、こんなデジャブみたいな経験をすると思わなかったので本当にびっくりしました。
きっと買い物しているミャンマー人は日本企業だって勘違いしてるだろうなあ。
だって中国企業なのに商品に中国語書いてないですから。
西尾維新の小説に「本物と区別できないほど精巧に作られた偽物をどう評価するか」みたいなくだりがあるんですけど、名創優品で買い物した人がその商品を日本のものだと一生信じ続けられれば別に実害はないってことになるんでしょうか。
難しい問題ですね。
パクられるほどいいお店が日本にはたくさんあるんだよってことにしておきましょうか。
名創優品のパクリ疑惑は別として、ヤンゴンのジャンクションシティにはたくさんのお店が入っているので買い物には最適です。
ヤンゴン観光最終日などにお土産選びで行ってみるといいと思います。
で、気が向いたらついでに名創優品にも足を運んでみてください。
ネタ商品としてお土産で買っていったらきっとうけると思いますよ笑
ではまた。
周登
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