【モデルルート紹介】世界遺産バガンの観光名所をまとめて1日で見学できるおススメの移動手段と料金について

インドネシアのボロブドゥール、カンボジアのアンコールワットと並んで世界三大仏教遺跡の一つに数えられるバガンの仏教遺跡はミャンマー観光では外せない超人気観光地です。

バガン地域一帯に何千もの遺跡が立ち並ぶ様子は、日本で言うところの京都のようなものでしょうか。

前回記事では、そんな仏教遺跡を空から一望する気球ツアーについて解説しました。

【祝!世界遺産登録】バガン気球ツアー徹底解説(予約申込・支払・服装・注意点)全部まとめて紹介します

2019年7月8日

そこで今回はバガン一帯を地上から見学するお勧めの方法とルートについて紹介していきます。

広大な敷地に何千個もある遺跡ですが、しっかりとルートを考えれば1日で目玉と言われる寺院を全て回ることもできるんですよ。

記事の後半では、ほとんど残っていない貴重な登れる仏塔の紹介もしているので要チェックです。

祝!バガンが世界遺産に登録されました
世界三大仏教遺跡に数えられていながら唯一世界遺産登録されていなかったバガンですが、2019年にめでたく世界遺産に登録されました!これまで以上に観光客が増えると思いますが、ホテルやレストランなどがより充実して旅行もしやすくなるかもしれません。今、ミャンマーで一番熱い観光スポットなので、ぜひこの機会に訪れてみてください。

バガンに入るためには入域料がかかる

バガンで遺跡巡りをする前にまずやらないといけないことがあります。

それはバガンの入域料を払うことです。

バスの運転手にお金を渡すか、事務所に連れて行かれるか、いろいろと方法は違うかもしれませんが、とにかくバガンの街に入るときに買わされます。

金額は25,000チャット(約1,785円)です。(レートは1円=14円で計算)

バガン観光中に提示を求められたり、このチケットを持っていないと入れない場所があったりするので、財布などに入れて常に持ち歩いてください。

バガンの遺跡を効率よく周る手段

さて入域料のチケットを手に入れたら晴れてバガンを観光する権利が手に入ります。

しかしバガンの遺跡は点在しているので歩いて見て回ることはできません。

そこでバガンの街中にはいろいろと観光の手段が用意されています。

手段 一日レンタル代の相場(レート:1円=14チャット)
車(運転手付) 45,000チャット(約3,214円)
馬車(運転手付) 30,000チャット(約2,143円)
電動自転車 5,000チャット(約357円)
電動バイク(Eバイク) 8,000チャット(約571円)

一番快適に回れるのはやっぱり車のチャーターです。

ただ行き先を告げて乗っているだけでいいし、雨が降っても気温が高くても、何にも関係ありません。

でも他の手段に比べると高い!

両親を連れた旅行であったり、お金に余裕があったり、時間が限られているから絶対に迷子になりたくなかったり、あとはバイクを自分で運転するのが怖かったり、そういう人に車はオススメです。

 

馬車は「これぞ観光」って感じが出ていいんですが、進むのが遅くて時間がかかります。

あとあまり遠くまではいけないのでネックですね。

時間があって近場だけ周りたい場合はいいかもしれません。

 

自転車は正直全然おすすめしません。

バガンは広くて遺跡は点在しています。

たとえ電動アシストが付いていても自転車で1日観光するのはとーっても疲れます。

僕はバイクを借りて回っても日中はとても暑くて少し疲れが出てきました。

自転車なんて漕いでいたら多分死んじゃいます(笑)

バイクとそこまで値段が変わらないので、騙されたと思ってバイクを借りてください!

 

ということで、

僕のおすすめはダントツで電動バイク(Eバイク)です。

グリップを回すだけで進むゴーカートのようなものなので誰でも簡単に運転できるし免許も必要ありません。

また車では入れない道もスイスイ進めるし、寺院前の駐車場渋滞にも巻き込まれないのでストレスフリーで快適です。

屋根が付いていないので直射日光をくらいますが、風を切って運転するのはめちゃくちゃ気持ちいいですよ。

信号もないし、縦横無尽に好きなところにガンガン入っていけます。(でも交通事故には気をつけて下さいね)

 

僕は宿泊していたピンサルパゲストハウスの目の前にあったお店でEバイクを半日6,000チャット(約429円)で借りました。

このレンタル屋は、宿泊していたピンサルパゲストハウスのマネージャーさん(自称バガンの藤井フミヤ笑)の義理の妹さんが経営しているお店です。

おすすめの宿なのでバガンを訪れる際は是非泊まってみてください。

【バガンのおすすめ日本人宿】ピンサルパゲストハウスに泊まれば藤井フミヤが観光案内してくれますよ!

2019年7月10日

 

観光ルートは上の写真のように舗装されている道が多いですが、たまに未舗装の道もあります。

とはいえ、未舗装の道もスピードを出さなければ転ぶことはないので、焦らずゆっくりと進めば問題ありません。

バイクなら車が入れない道も通れるので雨が降っている場合以外はEバイクでの観光がおすすめです。

 

ではここからは、Eバイクで僕が周った遺跡などを時系列順に紹介していきます。

かなり詰め込んで盛りだくさんですが時間調整すれば1日で回れるコースです。

実際はこれ以外にも小さな寺院を見ているんですが、それらは除いて目玉と言われる場所だけ紹介しますね。

バガン遺跡巡りのモデルコース

1. シュエズィゴン寺院(見学時間:30分)
2. ティーローミンロー寺院(30分)
3. アーナンダ寺院(30分)
4. タラバー門(10分)
5. タビィニュ寺院(30分)
6. シュエグーチー寺院(30分)
7. 黄金王宮(行かなくていい)
8. マハーボディーパヤー(10分)
9. ブッパヤー(10分)
10. ゴードーパリン寺院(30分)
11. 考古学博物館(1時間)
12. シュエサンドーパヤー(30分)
13. ダマヤンジー寺院(30分)
14. スラマニ寺院(30分)
15. 登れない仏塔:ブルディ(行かなくていい)
16. 【日の出・日の入り鑑賞】登れる仏塔:シークレッドパゴダバガン

大きな寺院も建物自体は30分程度で見終わります。

お土産屋さん巡りやお茶休憩などを入れても1時間くらいだと思います。

でも全ての寺院に1時間かけているとこのルートは1日で周り終わらないので、見る場所を減らしたり、滞在時間を短くしたりして調整してください。

寺院とパヤーの違いby地球の歩き方
寺院:内部に仏像が置かれている建物。
パヤー:日本語に訳すと「仏塔」。本堂に仏像が置かれている寺院とは異なる。

各寺院、パヤー、施設の紹介

シュエズィゴン寺院

バガンのダウンタウン、メイン通りに面しているのでとても行きやすいです。

例えば、バガンに夕方に到着した場合はとりあえず徒歩でシュエィゴン寺院だけ見に行ってもいいと思います。

夕方以降はライトアップされていてまた違った魅力を感じられます(↓)

 

シュエジゴン寺院の本堂に続く屋根付きの通路にはいつも大量のお土産屋が並んでいます。

ティーローミンロー寺院

1215年、ナラパティスィードゥー王は5人の王子の中から後継者を選ぶ際、傘が倒れた方向にいたティーローミンロー王子を後継者に選んだと言われています。

ちなみに、ティーローミンローとはビルマ語で「傘の王」という意味です。

この寺院は傘の王の即位を記念して建てられた寺院なので、名前もそのままティーローミンロー寺院になっているらしいです。(諸説あり)

アーナンダ寺院

白い土台に金色の仏塔が載せられているとても美しい寺院で、実際、バガンで一番綺麗な寺院と言われているらしい。

写真のセンスがない僕でも上の写真(かなり綺麗に撮れたと自分で思ってます笑)が撮れてしまうくらい建物自体が綺麗です!

 

バガンの寺院はだいたいどこもそうなんですが、この寺院も東西南北にそれぞれ一つずつ仏像が置いてあります。

微妙にポーズが違うので全部観察してみてください。

タラバー門

バガンのホテルは大半がニャウンウーという場所にあります。

そこからティーローミンロー寺院やアーナンダ寺院を見ながら南下していくと、タラバー門にたどり着きます。

そしてこの門をくぐった先からがオールドバガンです。

 

バガンの地図

タビィニュ寺院

バガンで一番高い寺院です。

バガンを訪れた際はぜひバガン最高峰がどの程度の大きさなのか確認してみてください。

ただ、僕が行ったときは残念なことに頂上部分が工事中でした(泣)

シュエグーチー寺院

タビィニュ寺院を見てからタラバー門の方向に戻ってくる途中にあります。

ちょっとした高台に建っていて、寺院の周りにテラスがあるので周囲をグルーっと周囲を見渡せます。

黄金宮殿

タラバー門からオールドバガンに入ってすぐ右手にあります。

バガンの入域料とは別に入場料が5,000チャット(約357円)かかります。

この施設は2008年に完成した新しいもので、バガン朝の建物を再現したそうです。ということで歴史は一切ありません。

写真を撮るのが大好きなミャンマー人の写真撮影スポットになっていました(笑)

遺跡探索に飽きてしまった人は息抜きでここにくるといいかもしれません。意味不明な空間が広がっていて笑いどころ満載です。

あまり時間がない場合はスルーして次の遺跡(マハーボディーパヤー)を見に行ってください。

マハーボディーパヤー

インドのブッダガヤにあるマハーボディー寺院をモデルに建てられました。

僕はインドのマハーボディー寺院を訪れたことがあるんですが、それと比べると敷地も建物も全部小さいです。

ただ、見た目はそっくりです(↓)

インドのブッダガヤにあるマハーボディパヤー

小さいですが、バガンにある他の寺院とは作りが全然違うので一見の価値はあります。

10分かからずに見終わるので道中立ち寄ってみてください。

ブッパヤー

川沿いに金色に輝く岩が置いてあります。

この金色の岩を見るだけで終わりです(笑)

ただ、ブッパヤーの真下には船着場があって、17時頃に行けばクルージング+ボートの上から日の入りを見ることができます。

ボート代は一人15,000〜20,000チャットくらい(約1,071〜1,429円)です。

実は、この場所以外から乗るボートツアーもあってそっちの方が見どころ盛りだくさんで面白いのでおすすめです(↓)

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2019年7月10日

 

またブッパヤー前は市場になっているのでちょっとした買い物もできます。

ゴードーパリン寺院

タビィニュ寺院に次いで、バガンで2番目に高い寺院です。

一番高いタビィニュ寺院、二番目に高いゴードーパリン寺院、どちらも合わせてチェックしておきましょう。

考古学博物館

ゴードーパリン寺院を超えて南下したところにあります。

入場料が5,000チャット(約357円)かかるんですが、ぜひ立ち寄ってください。

目を疑う展示物がたくさん置いてあって面白いです(笑)

 

入場方法は、まずバッグや大きな荷物、カメラを正面入り口の横に設置されたロッカーに預けます。

ただ、携帯電話は持ち込みOKで、カメラの持ち込みは禁止なのになぜか携帯電話では撮影し放題です(笑)

ミャンマー人もバシバシ撮ってました。

 

そしてこの博物館はかなり広いです。

といっても、アホみたいにでかいネピドーの国立博物館ほどではないですが(笑)

ネピドー軍事博物館屋外の展示品

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2019年7月27日

 

中央の吹き抜け

入り口に入っていきなりこの巨大な吹き抜けなのでびっくりしてしまいました。

展示物を全く見ないで、涼しいタイルの床の上に座って休んでいるミャンマー人を見ると、「自分はミャンマーにいるんだなあ」と実感します。

日本の博物館で床に座ってぼーっとしている人なんていないですからね。

 

石碑コーナー

写真は全石碑の本のほんの一部です。

こういう感じで石碑がとある部屋に大量に並べられています。

でも僕はビルマ語が読めないので間をすーっと抜けて3分くらいで見終わりました(笑)

 

髪型コーナー

これも笑ってしまいました。

上の石碑と同様にこの写真も髪型コーナーのほんの一部です。

もっとたくさん置いてあります。

 

仏像コーナー

もっとうまくスペース使えるんじゃないかなーって見学にきた人が絶対に思うであろう仏像コーナーです(笑)

しかも全部同じ顔に見える、、、

でもきっと分かる人が見れば一体一体違いがあるはず。

 

ちなみに建物の外には子供博物館と書かれた別館もありました。

でも待ち構えているのはかなりいかつい銅像

一体何が子ども向けなのか

ミャンマーのめちゃくちゃな部分がよく出ています(笑)

シュエサンドーパヤー

以前は日の出、日の入りの人気スポットだった場所です。

しかし倒壊や転落の危険があるため、現在はバガン全域で仏塔に登れなくなっています。

実際に2017年にアメリカ人男性が転落して死亡してしまいました。

それを機により一層規制が厳しくなったとも言われています。

なので2018年現在、バガンで登れる仏塔はほとんどありません。(現在も登れる仏塔は記事の後半で紹介しています)

ダマヤンジー寺院

親兄弟を暗殺して即位した王が建てた寺院です。

暗殺して王位についた王はその後自分も暗殺されてしまったため、この寺院は呪われているとかいないとか、、、

誰も建設の後を継がなかったため、当時工事途中だったこの寺院は今も未完成のままです。

他の寺院とは少し離れた場所にありますが、ひときわ大きいので一見の価値ありです。

スラマニ寺院

ダマヤンジー寺院から北上したところにあります。

この寺院は壁画がとても綺麗に残っていることで有名です。

この日の朝に乗った気球のパイロットがこの寺院を一押ししていたので見に行ってみたら大正解でした。

個人的にはバガンで訪れた遺跡の中で一番好きです。

壁画はこんな感じです(↓)

登れない仏塔:ブルディ

シュエサンドーパゴダなどの有名な寺院に登れなくなった後も登れた仏塔です。

2017年版の地球の歩き方には夕日観測のスポットと紹介されていましたが、2019年現在登れません。

なのでここに行く必要はないです。

 

ということで地球の歩き方最新版2019−2020では、スラマニ寺院の近くの丘が日の出・日の入り鑑賞スポットとして紹介されています。

で、実際に行ってみたんですが、かなりしょぼかったです。

丘っていうか河川敷の土手って感じです。

1分で登り終わる高さしかないし、わざわざ行く必要はないと思います。

 

丘から見たスラマニ寺院

【日の出・日の入り鑑賞】登れる仏塔:シークレッドパゴダバガン

シュエサンドーパヤーを始めとする有名な仏塔も、少し前まで登れたブルディも登れない。

しかし、バガンには登れる仏塔がいくつかあります。

そのうちの一つがアロピー寺院の敷地内にある仏塔で、グーグルマップによると「シークレットパゴダバガン」という名前です。

まさに隠された登れる仏塔です(笑)

アロピー寺院

登れる仏塔:シークレットパゴダバガン

中に入ってすぐ左側に階段があります。

 

実は僕はブルディが登れると思っていたので目の前まで行ってしまいました。

そしてたどり着いてから登れないことに気がつき困っていたところ、通りがかりの青年がシークレットパゴダに連れて行ってくれました。

ついでにバガンの登れる仏塔について聞いてみたところ、どうやらシークレッドパゴダバガン以外にも登れる仏塔があるそうです。

そしてその場所を知っているのはスラマニ寺院の近くにたむろしている子どもたちとのことでした。

彼らは観光客に登れる仏塔を案内して小銭稼ぎをしています。

自分からスラマニ寺院周辺の子ども達に声をかけて連れて行ってもらってもいいし、向こうから「登れる仏塔に行かないか」と声をかけてくることもあります。

せっかくバガンに来たので仏塔に登ってみたいなあーと思ったらとりあえずスラマニ寺院の近くに行ってみてください。

シークレッドパゴダバガンでもいいなら子どもたちに声をかけずに以下の地図の場所まで行けばOKです。

バガンの貴重な登れる仏塔から見た夕日

ちょっと雲にかかってしまいました。

でも予定通り、仏塔に登って見ることができたので満足です(笑)

仏塔の上から見た周囲の景色

この景色は気球に乗るか、仏塔に登らないと見られないのでかなりレアですよ。

バガン観光の際は是非この仏塔に登って少し高いところからの景色と日の出・日の入りを眺めてみてください。

 

また、バガン遺跡群を仏塔からではなく空から眺める気球ツアーもおすすめです。

英語が分からない人でも予約できるように予約方法や支払い情報を写真付きでまとめましたので参考にしてください。

【祝!世界遺産登録】バガン気球ツアー徹底解説(予約申込・支払・服装・注意点)全部まとめて紹介します

2019年7月8日

 

バガン観光を終えたら、次はどこに行く?

バガンはミャンマーの中央付近に位置しているので、バガン観光後に行ける場所がたくさんあります。

飛行機で移動

空港もあるので時間がない人は飛行機で次の目的地に行ってしまいましょう。

マンダレー空港とヘーホー空港(インレー湖)行きの便は毎日運行しています。

ミャンマー国内便の時刻表(サラトラベル)

バスで移動

時間があってお金を節約したい人は夜行バスでの移動がおすすめです。

数え切れないほどたくさんのバスが運行していて、どこにでも行けます。

 

僕はバガンから夜行バスに乗ってインレー湖に行きました。

インレー湖の観光情報などは以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

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